打たれて笑顔、エラーして笑顔・・・ [オールスターゲーム]
私は、オールスターには毎年一言ある人間ですが、今年のオールスターでも、やはり気になるのが上記の件です。私は、そもそも選手の「楽しみたい」って表現が好きではありません。
初の選手間投票結果は [オールスターゲーム]
しかし、実際に投票が行われてみると、今季、一塁を1度も守っていないホークス・松中が、選手間投票では一塁で選ばれるという、予想外の結果が出てしまいました。
2008オールスター投票しました [オールスターゲーム]
二軍は「オールスター」か [オールスターゲーム]
すでに後半戦も始まりましたが、もう少しだけオールスターの話に触れたいと思います。
さて、今年も行われた一軍のオールスター。選出方法や試合内容について、色々意見はあるでしょうが、それでもやっぱり「一軍」。成績の好不調あれ、(一部を除き)豪華な顔ぶれでした。
その一軍オールスターに先立ち、いわゆる二軍のオールスターこと「フレッシュオールスターゲーム」も行われました。しかし、言葉は悪いですが「スター不在のオールスター」の感は拭えませんでした。
田中の球宴初登板は [オールスターゲーム]
昨日・今日と行われた2007オールスターゲーム。ご覧になった方、感想いかがでしたか?最近は中継の延長なんてNHK以外の地上波ではありませんから、試合終了まで中継してくれるだけで(第1戦)私なんか嬉しかったんですけどね。
さて、そのオールスターに選出され、第2戦の先発を務めたイーグルスの高卒ルーキー・田中将大。選出時の記者会見の席で、周囲の「まっすぐ勝負だよな?」との声に「はい」と答えたものの、その後に「自分のスタイルでやりたい」と、発言を変えてきました(7月16日付デイリースポーツ)。
私は、この発言に大いに感心しました。なんでも、TV観戦していたメジャーのオールスターが直球勝負ばかりじゃなかったらしく、「いつもどおりの自分の投球を」と考えを改めたようです。
イーグルス、組織票か? [オールスターゲーム]
オールスターの最終中間発表で、イーグルスの選手が8ポジションでトップ(!)とのこと(6月26日付デイリースポーツ)。 ぶっちぎりの首位チームなら考えられなくもない事態ですが、昨年よりはマシとは言え下位に甘んじるチーム。組織票?と思われても仕方のない事態です。
2007オールスター投票しました [オールスターゲーム]
さてオールスターのファン投票、昨年までは開始早々投票していたのですが、結構交流戦を機会に成績を上げてくる選手も見られるので、私は今週まで投票を控えていました。実際の投票は本日13時ごろです。
私も12球団すべての試合を見ているわけではないので、正直「各チームの中継ぎエースって、今誰だっけ?」などと迷うことはあります。まぁそういうときは、恥ずかしながら「ファン投票」だと割り切ってしまいますが。
そんな私の投票結果ですが、今年は以下のとおりです。例年同様、インターネットで1回送信のみとなっています。
ファン投票のジレンマ [オールスターゲーム]
業績の悪化から、長年の「オールスター冠スポンサー」を降りることになった三洋電機。そして、代わってスポンサーとなったのが、自動車買取大手のガリバー・・・と、言うことで「ガリバーオールスターゲーム」と名称が変わった今年からの球宴。5月25日から、ファン投票も始まりました。
しかしこのファン投票、結構クセ者です。ホントに好きな選手に投票しようと思えば、例えばタイガースファンならタイガースの選手の名前をすべて選ぶことになるでしょう。しかし、これでは満足な成績も上げていないような選手まで選出され、試合の質が下がってしまう(いわゆる組織票等もコノ部類ですね)。
とはいえ、成績の良い選手を選べばいいのか?と言えば、そうとも言えない。あまり成績に固執してしまうと、ファン投票の意味がなくなってしまう。そう成績だけなら、監督推薦で十分ではないか・・・と言うことになってしまうと思うのです。
結局、良識あるファンであれば「そこそこの成績を残している選手の中から、好きな選手を選ぶ」と言うことに落ち着くのでしょう。つまり、例えばサードでA選手といういつも応援している選手がいる。しかし、今年は成績が振るわず、他チームのB選手やC選手の方が成績も悪くない・・・となれば、やはりBかCを選ぶしかないですよね。う~ん、結構ファン投票は微妙なバランスの上で成り立っていると言えるのでは。
ちなみに私は、昨年上記のとおりに投票し、今年も同じ選出方法をとります。一番好きな外野手は浜中選手(T5)ですが、やはり今年のコノ成績じゃ彼に投票は出来ません。
オールスターゲームの軌跡―DREAM GAMES HISTORY since 1951
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- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2001/07
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2006オールスター、1戦目は良かったが・・・ [オールスターゲーム]
結局、今年も出てしまったこの問題。せっかく第1戦盛り上がったのに・・・。
雨天順延となった第2戦。ライオンズのカブレラが、対戦したカープ・永川がウイニングショットにフォークを使ったことに対し、バットを永川に投げるような仕草をしたのです。
永川の持ち味はフォークなんだから、フォーク使ってなにが悪い。その投手の最高のパフォーマンスを見せるのがオールスターなら、私だったら永川の落差あるフォークを見たいし、それを出すのが普通だと思います。いっそのこと全球フォークでもいいくらいです(実際そうだったら、逆に怒んなかったかな?)。
何度も言いますが、投手がストレートで勝負することや、打者がフルスイングする事だけが「真っ向勝負」ではない!フォアボールで逃げた訳じゃないし。カブレラは、直球が売りではない投手に無理にストレート投げさせてホームラン打つのが真剣勝負だと思っているんでしょうか。
それ、おもしろい?
2006オールスターゲーム [オールスターゲーム]
昨年このブログで、オールスターでの「全球直球勝負」だの「全てフルスイング」だのを批判しました。それは、別にそれが持ち味でもないような選手までもが、そんなことをしても逆に“真剣勝負”ではなくなってしまう・・・との考えからです。
例えば、前ホークスの城島捕手がマウンド上のジャイアンツ・工藤投手にストレートを打席から要求、それを本塁打にしたことがありました。若いころの工藤投手ならまだしも、40過ぎた今や速球派でもない投手にストレートのみを投げさせ、それを20代の選手が本塁打して何が面白いのか!?また、それを必要以上に「ストレートやフルスイングは気持ちがいい」なんて盛り上げようとする実況にも非常に嫌気が差していました(変化球や当てにいくバッティングが、まるで悪いかのような言い方がなおさら気分が悪い)。
ところが、今年のオールスターは違いました。9回のリリーフに出てきたタイガース・藤川とベイスターズのクルーン・・・これは正真正銘の速球派投手。さらにそれを迎え撃つバッターがライオンズのカブレラや、ファイターズ・小笠原、マリーンズ・里崎そしてイーグルスのフェルナンデス・・・と、こちらもスラッガー揃い。このメンバーなら、「全球直球勝負」や「全てフルスイング」が自分の持ち味ですから、そりゃあ面白いですよ。この試合の9回は非常に素晴らしかった。
ちなみに、ファイタースの新庄と森本、この2人も別の意味で面白かった。特に新庄はパフォーマンスだけじゃなく、あの好捕!やっぱり引退もったいない・・・と思ったのですが、新庄本人は「顔面打っちゃうようじゃダメだな」なんてことを考えているのかもしれませんね。